purun34’s diary

過去のデーター保存場所

母方のお祖父さんのこと

母の親でお祖父さんはとっても頑固オヤジだった




家の事はいっさい妻に任せて何もしなかったらしい。



息子夫婦と同居して暮らしていたが(仕出し&料理店をしている)、、嫁にもきつかったらしい。



そしてお祖母さんが60代で脳出血で亡くなりました。



その後、、嫁さんの反撃が始まります。



お祖父さんは今までいっさい家事をお祖母さんに任してたので何も身の回りのことができません


おまけに頑固は変わらずだったらしい。


その後嫁さんは今までの恨みつらみがあるので、その態度も手のひらを返したように無視。放任。。



田舎の小姑のたくさんいるところに嫁に入り、、かなり苦労された事は確かです。。




今では母の親元は嫁さんとその親が大きな家を立て暮らしています。。




私の母は親の反対を押し切っての駆け落ち結婚、義理の母に育てられたこともあって、、



実家にあまり行き来してませんでしたが、、法事や法要だけは行っていました。




そんなあるときお祖父さんがボケてきたと連絡がありました。。



私と母はけっこう近所なのでお祖父さんの様子を見に会いに行きました。・。・



するとお祖父さんは離れかな?母屋かな?仏壇の置いてある畳の部屋にいました。



お布団も引きっぱなしでしかもふとんは、、びしょぬれです。



そしてオムツをしていたのですがそれも自分でされてたようです。オムツが置いてありました。。



それで上手にできずにいたのです。ご飯だけ置いてあとはノータッチだったようです。。




私はあまりにも見ていられないほどの光景に、、



お祖父さんのお布団を取り替えて奇麗なお布団を押入れから出して用意しました。。



大好きなタバコも取り上げられたそうです。火事になるからということで。。



それからぼけが進んできたようです。。




母は一生懸命父にしゃべりかけます。




来たよ!千代子やで!わかるか?!





お祖父さんは




ああそうか。。千代子か。。





でも伝わってるようでした。




うれしかったみたいです。。よっぽど普段誰からも放置され、、相手にされてなかったか


がわかりました。。







そしてちょうどお昼時でお食事が盆において ありましたので食べさせてあげました。



どうしようかと思ったのですがオムツもかえました。



恥ずかしいのじゃないかなと思いましたが、、母が、お祖父さん喜んでると言いました




そしてお祖父さんは




ありがとう。。ほっこりした。と・・・何度も言いました。。。




私は又会いに行こうと母に言いました。お嫁さんは気にしなくてもいいやん。。






しかし次の日   風呂場で倒れて亡くなったのです。