purun34’s diary

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右側を歩くというルールは誰が決めたの?

車は左、人は右側通行するというのは社会生活を始める幼児に最初に教える交通ルールですが・・

人の右側通行は戦後英国にならって決められたものです。。

それまでは左側を歩く習慣が日本ではあったそうです。この左側通行の風習ができたのは江戸時代が武家社会だったことに関係があります。

武士は左側に刀を差します。。向かい合わせに別の武士が右側を歩いてくると・・すれ違いざまに互いの刀が触れ合う可能性があってそれを避けるために刀のない右側が道路側になるように歩くという不文庫が生まれました。。

江戸城内での大名、旗本の作法から発した左側通行がやがて市中に広まったそうです・・

殿中では身分に差があるもの同士がすれ違う時低い方が身を引いて譲るという習慣もありましたがこの譲り合いの作法も同時に伝わり市中に広まったようです・・

武士のこだわりが左側通行を生んだそうです。

また右効きの人は左足での蹴りが強くなり普通に歩いていても自然に左に寄っていく習性からそういったことも補正できたようですね・・

しかし、左側通行も文明開花後・・英国風に変えられてしまいました・・

英国は馬車が左側通行だったため・・人は右側を歩いていました。。


そのようなしきたり江戸時代の作法もいつしか消滅に至ったようです。。


ということで「日本のしきたり」という本を以前に買っていて自分の言葉でまとめて載せてみました。


音楽聴きながら本を読むほうが集中できるような感じです。。新たな発見でした。(笑)