purun34’s diary

過去のデーター保存場所

心に残る誕生日。小学生低学年の頃。

その日は私の誕生日。




父は当時、、出張とかで家に帰ってくることは少なくなっていた。。。。。



しかしその日の夜、、父は帰ってきた。。


そして母は私にプレゼントをくれた。それはとってもかわいいきつねのぬいぐるみ!


顔が大きくて胴体は小さい。オレンジ色のふわふわでふさふさの毛。私は大喜びでした♪






そして母からもらったぬいぐるみを、、 わたしはるんるんで父に見せて話した。。



すると父はなんだか複雑なよそよそしいような。。そんな態度を見せた!!


どうしたのかな?



子ども心にふと思った。・。・。・


母は台所で用事をしながらだまっていた。。


父は新聞紙の広告を広げて何やらごそごそし始めた。。



こっそりと・・・その様子を私は ちらちら見ていた。。


なんだろう。。?



すると父は広告で包んだものを私に渡すと・・・



お誕生日おめでとう。と言った。。



その瞬間に私は子ども心に感じた



忘れてたんだ。。。誕生日。。。




またそのときの母の様子も忘れることができなかった。。。



その態度は。。。



子どもの誕生日もおぼえてないのね。。と勝ち誇ったどうどうとした態度だった。。。



わたしは包装紙を開けた



するとそこには。。。



カラフルなロケット鉛筆と、、キャラメルが・・・





私はとっさに、、お父さん!^-^♪ありがとう!!!と言って喜んだ。



絵を書くことが好きだった私は。。嬉しかった!



父は・・・忘れていたのだけれど・・・





なぜか父からもらったプレゼントのほうがこころに残ったのです。。







それは、、とっさにカバンの中からプレゼントになるようなものを探してとった父の行為だったのですが、、



ふと思い出す。。






今でも忘れられないその日の誕生日を。。。